自動車業界の販売低迷もあり、F1に参戦していたホンダの撤退に次ぎ、トヨタも撤退を余儀なくされることとなったようです。これで、MADE IN JAPANは2010年のブリヂストン撤退により完全にF1を撤退することとなりました。
ニュースではTMG会長 兼 チーム代表で、トヨタ自動車専務兼任の山科氏が涙ぐむ写真が載っていました。チームが表彰台に登り最高2位まで行ったということで、あとは優勝のみ、優勝を目指すだけとなっていただけに、敵ながら心中を察します。
左の目に手を当てている方が山科チーム代表です。
山科氏にフォーカスが合わせられているのがいいですね。右隣りの方は...。
このニュースを聞くと2005年や2006年にF1日本GPを見に行った時が佐藤琢磨もいたし、大変よい時代だったと思います。
この流れはF1回に衝撃を与えるとともに、他のチームにも少なからず影響があるのではないでしょうか。
プリウスなどのハイブリッド車の販売が好調とはいえ、トヨタもF1のレースにかけるお金を経営資源にしていくことでこの不況を乗り切りたいと思っているのでしょうか。期間工ではなく新入社員を現場に送り込むことで人員を抑える手法をとっていると報道されています。
あらゆる方法を模索して、この不況を乗り切りたい。企業として努力しているんだ、ということを示すためにもF1撤退は必然の結果といえるのではないでしょうか。