パソコン好きのThinkPad X40篇

 最近、IBMThinkPad X40を買いました。
 B5サイズですが、HDDが1.8インチの激遅なのです。

 Let's note CF-T4(Let's noteもあるんですよねえ。こちらはまた別の機会に...)との比較もしてみたいと思います。

ThinkPad X40 スペック>
CPU:Pentium M 1.4GHz
MEM:512MB+512MB=1GB
HDD:40GB(1.8インチ PATA)
LCD:12.1インチ XGA TFT
無線LAN:IEEE 802.11a,b,g
その他:有線LAN(ギガビット)×1、SDスロット×1、USB×2、PCカード×1、標準バッテリーで3時間

 こんなもんでしょうか。

 実際の使い心地としては、

・やはりハードディスクが1.8インチ 4,200回転ということで、頻繁にアクセスするWindowsではもっさり感がある。
・液晶は、12.1インチXGAということで、この大きさのノートだとちょうど良い大きさ。
バックライトも明るすぎず、暗すぎず。視野角もLet's noteと比べると広いようです。
・キーボードは、型番からNMB製なのでかっちり感があって打ちやすい。
キートップがほぼ正方形なので、私にとっては打ちやすい。
・CPUの速さとHDDの遅さで、CF-T4と比べるとどっこいどっこいです。

 インプレッションとしてはこんな感じなのですが、当初買った時には、

a.キーボードのスペースキーが、丸ごと取れていた。パンタグラフごと。
b.液晶のトップカバーが塗装されていた。
c.無線LANは標準で、Bluetoothはオプションで内蔵されていない。
d.ハードディスクが1.8インチ40GBでちょっと手狭&不安。
e.メモリーが合計1GBある。

 という状態で、自分仕様にカスタマイズする予定にしました。

a.はChicony製の日本語キーボードにするか英語キーボードにするか。英語キーボードは某オークションでは結構高め。
b.は液晶のベゼルを交換。
c.Bluetoothモジュールとアンテナを増設させる。
d.1.8インチPATA、日立型のIDEを探すか、他のものに変えるか。これは当分保留&様子見。
e.増設で刺さっている512MBを1GBに差し替え。これも保留。

 この中で今回は、b.とc.を実行します。
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 その前に、CF-T4とX40ベンチマークを比較してみます。

Let's note CF-T4

ThinkPad X40

 どうでしょう。全体的に見るとCF-T4の方が上回っております。
 CPUではPentiumM 1.4GHzのX40、PentiumM 1.2GHzのCF-T4で数字通り出てるようです。
 HDDではX40のほうがCF-T4より約30%劣っております。

 しかし、キーボードの打ちやすさ、キーボードレイアウトの好みから総合的にX40の方に軍配を上げたいと思います。
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 さて、自分仕様のカスタマイズですがb.から行ってみましょう。
 というか、Bluetoothのアンテナを設置するのは液晶のベゼル内にするので、液晶の天板交換とともに行うことにしました。


1.液晶ベゼルの分解と本体の分解の詳細を省いてしまいましたが、この状態まで分解させます。

2.液晶パネルとキーボードもこのようにバラしておきます。

3.液晶トップのベゼルの左右と手前下にある目隠しシールを外します。

4.はい、液晶パネルが出てきました。天板にはまっている状態です。

5.天板から外しました。

6.液晶パネルはID Tech製のようですね。FRU:92P6687

7.左が既についていたもので、右が今回交換するBluetoothモジュールです。
ちなみに、このモジュールはモデムモジュールが一緒になったハイブリッド型となっています。

8.こちらは、Bluetooth動作時のシールです。LEDランプは元々ついており、透けるようなシールに交換することで、動作が確認できます。
 これは、液晶天板ベゼル裏表にあります。これを張り替えます。


9.張り替えました。

10.あとはバラした手順の逆手順ではめていきます。無線LANBluetoothのアンテナコードは、ベゼルに挟まないように逃がしておきます。

11.はめていくだけなのですが、アンテナコードをレールにはめていき、基盤の穴から裏に通します。




12.ここで問題発生!Bluetoothのアンテナコードが足らず、モジュールが基盤にはまらない!!そこで、アンテナコードをぎりぎりまで引っ張って、なんとかはめました。

13.あとはキーボードまではめて、Windowsを起動。XP SP3なので?!起動させたら、ドライバを自動的に読み込み、使うことができました。
 携帯電話から画像をBluetooth経由で送信確認しました。
 Fn+F5で無線LANとともにON/OFFができます。快適、快適!!

 それではそれでは。