ワタクシのメインマシンであるMacBook Pro(Early 2008)のHDD 200GBが残り6~7GBになり、Safariの動作もチョーットもたつき気味でたまに落ちたりするので、HDDを交換しました。

 ちなみに、Early 2008のCore 2 Duo 2.4GHz/DDR2 4GB/HDD SATA 200GBの純正というスペックです。

 今回交換するのは、今月出たばかりのWestern Digitalの「WD6400BEVT」にしました。
 結構、500GBのご報告はネット上で多数あるのですが、最近出たばかりなのかなかなか交換事例がなかったので、よっしゃ、いっちょやったろか!ということでご報告させていただきます。



 こちらが今回交換するWD6400BEVTです。
 SATA 640GB 9.5mm厚 1プラッター2プラッターということで、かなりの高密度になっています。
 ↓送料無料ということもあり、価格.comの中のこちらから購入させていただきました。
Western Digital WD6400BEVT 《送料無料》|TSUKUMO公式通販サイト
 ちなみに、14,880円でした。

 また、HDDケースは玄人志向さんの「GW2.5AI-SU2」を利用させていただきました。
http://kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=976
 スンマセン、お値段はど忘れしてしまいました。
 非常にシンプルで、アルミ製で放熱効果も期待できるいいものでした。

 このように、HDDのSATAコネクタを差し込んでUSBケーブルで本体に接続します。

 接続しましたら、初期化を促されるメッセージが出ます。
 ここでは、初期化ボタンをクリックします。

 ディスクユーティリティが立ち上がります。

 このように、認識させマウントさせます。

 今回、元のデータをそのまま丸ごとコピーすることとしました。
 使用させていただいたのは「Carbon Copy Cloner Ver.3.3」です。

 起動中でも起動ディスクをまんまコピーでき、クローンができちゃいます。これは、CD-ROMやらDVD-ROMやらから起動させて...ということが要らないので、ひじょーに便利です。Bombich Softwareさん、すぐではないけれど寄付したいと思いますので、待ってて下さい。
 シェアウェアはこのような寄付で支えられており、市販化もされたものもあります。ぜひ、これは使いやすいってものには寄付などをして差し上げましょう!!

 コピー元とコピー先を間違えないように確認して、指定します。「クローン作成」をクリック。

 このようにコピーが進んでいきます。
 ...が、経過時間のところを注目していただきたいのですが、
 約190GBのコピーに約5時間かかりました。
 SATAでUSB接続の場合ですが、一応の目安となるでしょうか?

 さ、クローンが完成したらMacBook Pro本体を分解し、HDDを交換しましょう!

 ACアダプターを外し、バッテリーも外しましょう。

 バッテリーがはまっていたところが一番、ネジが取り難いかもしれませんね。ということは、ネジを締める時も...。

 長いのが4本程、T6トルクスが2本(メモリカバーを外したところにあります。忘れずに。)、あと他に短いのが10本程のネジを外すとキーボードと一緒のトップカバーが外せるようになります。
 この時、フィルムケーブルがありますので、静かに確認しながら開けて下さい。


 元のHDD上に貼付けられているフィルムケーブルにつながっているコネクタ2つを静かに外します。


 HDDマウンターは、向かって右側がネジで固定され、外すと取れるようになります。左側は固定されています。

 上のように、HDDが動かせるようになってから張り付いているフィルムケーブルをペリッと剥がした方が剥がし易いと思います。

 この、マウンターネジの位置とHDD SATAネクターの位置を確認しております。


 元のHDDについていたものをT6トルクスで外し、新しいHDDに付けますが、付け間違えますとはまりませんのでご注意。

 新しいHDDに取り付けます。HDDのラベルが読める向きになると、ネジの取付は左右逆になります。

 新しい方の向きを変えるとこうなります。

 逆手順で取り付けます。

 まだトップカバーはネジ締めはせず、起動確認します。

 無事起動しました。全てのネジを締めて、完成させます。

 容量が増えて、うれしいっ!(HDDの名前は元のMacintosh HDに変えてます)

 ここで各HDDのスペックとベンチマークを表にしました。
 利用させていただいたのは「Xbench v1.3」です。ありがとうございます。

 スペックでは、消費電力が若干高めですが、クローンを作っている時の発熱はそんなでもなかったです(例の5時間経過後のことです)。

 ベンチマークは、全体的に良好です。交換したかいがありました。
 しかし「連続 Uncached Read 4K blocks」の項目では、速度は落ちているのがちょっと?ですが...。

 全体的な感想ですが、非常に簡単で効果絶大です。
 Safariもサクサク、落ちなくなりました。
 組み込み後の発熱は、パームレスト左側は暖かいですが、以前程ではありません。
 また動作音は非常に静かで、CPUファンの方がうるさいです。
 容量も3倍以上になりましたのであと1年半は持ちますね。

 参考になればと思います。